PROGRAM
2021年9月からスタートした栃木県庁主催の事業創出プログラム「Will Connectivity」!このプログラムでは、WEオリジナル教育プログラムWill Based Learning講座を基盤として、受講生の実現したい目標(Will)に基づく新事業の検討やブラッシュアップを行い、事業として実現可能な状態まで伴走支援しています。
受講生は、県内各地から集まっています。プログラム開始時は、個人事業主として事業を始め、そのスケール(事業拡大)を目指す人、創業を検討する人、事業実現のための目的を見直す人、とステージは様々でしたが、プログラムを通じて自分のWillを見出し、お互いに共有しながら行動する仲間となっています。
プログラムは、全14回の講座(週一回:9〜12月)と個別面談(1on1)、とちぎユースサポーターズネットワークによる現地伴走、行動フェーズに合わせた企業マッチングなどで構成。さらに、県庁による各種創業支援事業との接続によって、事業創造を推進しています。
何かを変えたい、新しいことにチャレンジしたい、地域をより良くしたい!といった熱く、温かい気持ちの方々が集まっています!
NEWS
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“生(せい)”のことも、“性(せい)”のことも、言える(Say)社会で、“成”(せい)を ーWill Connectivityで出会って「Say Smile アカデミー」を立ち上げた3人
並木さん、田原さん、柚木さん、こんにちは。本日はよろしくお願いします。
みなさんは3人で一般社団法人を立ち上げて活動しているんですよね。どのような活動をしているか、教えていただけますか。並木)
私たちは、3人で一般社団法人「Say Smile アカデミー」を設立しました。3人がそれぞれの得意を活かす「コラボレーティブコミュニティー」です。共通の活動目的は、子育てしやすい環境づくりと、そこから「少子化対策」に取り組んでいこう、という点にあります。
そのベースとなっているのは、私たちの活動によって、人そのものを元気にしていこう、という想いです。「Say Smile アカデミー」という団体の名前は「生きる」のセイ(生)、「性教育」のセイ(性)、そういうことを話していこうのセイ(Say)、そして「成長」のセイ(成)、という意味があります。
今取り組んでいるのは、「命のバトンプロジェクト」というものです。
これは、宇都宮市内の高校に通う女子高校生が生理用品を入れるためのタオル製のポーチを、初めての生理を迎える小学生の女子児童にプレゼントする、そして、受け取った子は贈ってくれた子に御礼のメッセージを返す、という交流のプロジェクトです。お互いがお互いを見守る、という形のなかで、初めての生理という相談しにくい人生の出来事が、自然に受け入れられるようになることを目指しています。
女子児童と女子高校生の間ではあえて実名で手紙を書いてもらい、ポーチも直接受け渡してもらうのですが、このことによって相手と自分を大切に思う気持ちが芽生えて、双方の自己効力感が高まる効果もあると言われています。みなさんはお三方とも、一般社団法人での活動を始める前から、それぞれの専門分野をもって活動されてきたキャリアをお持ちですが、それらは今の活動にどのようにつながっていますか?
田原)
私は、もともとはウェブデザイナーとして、保育園や幼稚園にデザインなどを提供して、ママや先生のサポートをしたいと考えていました。Will Connectivityで、講師の一人の方に「田原さん自信が自分の事業を安定させることで、ママたちのロールモデルになって、サポートすることもできるのでは?」ということを言ってもらえたこと、そして、別の講師の方からは「田原さんのスキルをママたちに”教える”ということも事業の内容の一つに入れてみては」というアドバイスをもらったことで、事業の内容を新たに考えてきました。
そうしたこともあって、LINE公式アカウントの構築や配信、運用などを仕事として安定化させることができてきたので、「家にいながら働く」という私の姿を「Say Smile アカデミー」でより多くのママさんたちに伝えていくことで、「いつだって、誰だって、挑戦できる社会」という私のWillを実現していきたいと思って今は仕事に取り組んでいます。
田原由香里
一般社団法人Say Smile アカデミー
理事 Webデザイナー/ LINE公式アカウント及びLステップ運用コンサルタント。
在宅で仕事を行い、市内の保育園・幼稚園をはじめとした企業や事業へのデザイン提供や、子育てママのスキルアップのための講習などを行っている。柚木)
私は、これまで「性」のことに取り組んできました。
その背景として、私自身、性の知識がなかったことで、これまで不妊や性被害など性のことでたくさん苦しんできたということがあります。
「人生をも左右することなのに、なぜ誰も教えてくれないの?」と強く疑問に思い、私の経験をもとに性のことをお伝えして、他の人の役に立ちたいと思っています。
当初は、助産師を目指して勉強していたのですが、カンボジアで活動した際に、女性に健康教育を実施することで乳幼児死亡率が低下することを知りました。
「知識で命が救えるんだ!!」と強い衝撃を受けたことを今でも覚えています。
そこから、女性の一生に寄り添いたい、と決意して「性教育をする助産師」を目指しました。
その後、家庭の都合もあって助産師ではなくて産業保健師として仕事をしてきたのですが、やはりどうしても母子教育、そして性教育に携わりたいと思い、ボランティアとして性教育に取り組んできました。
知人からの依頼で、性教育の講座を実施したところ、とても喜んでもらえました。
そこで、もっと多くの方に性の健康を伝えたい、と思い、公立図書館で無料性教育講座を実施したり、市内の中学校で性教育の授業を担当したりしています。
なかでも最も力を入れたいと思っているのは、(人間の一生の中で)およそ40年間も続く生理をポジティブに捉える知識とスキルを提供する、そのための初潮教育です。
「はじめての生理をブルーからハッピーに」と言っているのですが、これは、生理は女性の健康にとって重要な役割があるというプラスの面を知ってもらいたいからです。
そこで「Say Smile アカデミー」では、先程紹介したように「命のバトンプロジェクト」として、生理用品のポーチをプレゼントする交流を考えました。
はじめての生理がステキな記念日になるようにかわいいハンカチポーチをプレゼントし、生理がいつきても大丈夫と安心してもらいたい、という想いが込められたプロジェクトです。
これからも、愛をこめて性の知識とスキルを伝授し、誰もが自分らしく幸せに生きられる社会の実現を目指していきたいです。柚木理恵
一般社団法人Say Smile アカデミー 理事
助産師。思春期保健相談士。公認心理師。産業保健師。
栃木県助産師会で性教育・相談業務、看護学校で非常勤講師として従事。
NPO法人ピルコンで、性の悩み相談に応じるメンターとしてプロボノ活動。
「Woman’s Health ゆずき助産院」を運営して、包括的性教育に取り組んでいる。並木)
私は、これまで26年間に渡って、健康運動指導の仕事をしてきました。
健康運動のクラスで講師をしたり、個人の方向けにマンツーマン指導をしたり、また、プライベートでも家族とともにアクティブに楽しく過ごしてここまで来ました。
そのなかで、健康で生きられるって、実はすごく貴重なことなんだ、と思わされることがあって、みんなに健康の大切さ、そして、命の尊さを伝える活動をしていこうと思って、Willを受講しました。健康運動では、体力づくりに役立ててもらうのと同時に、運動することによって幸福感を得てもらうことも重要だと思っています。
というのも、運動によって脳内ホルモンの分泌を高めて、幸福感を得るということが、現代社会で多くの人々が抱えている問題を解決するポイントになると思っているからです。
そこで、運動とマインドフルネスを組み合わせて、広めていきたいというのが今考えていることです。「Say Smile アカデミー」としては、参加してくれた方々も講師としてそれぞれの活動を外に向かって発信していけるようなスキルを身に着けてもらうことも考えていきたいと思っています。
並木裕子
一般社団法人Say Smile アカデミー 代表理事
栃木県スポーツ推進評議員。がん専門運動指導士。
マインドフルネススペシャリスト。
「クリマフィットネス」代表として、健康運動指導を行っている。Will Connectivity で初めて出会った3人で一般社団法人を設立して一緒に活動していくというのも驚かされました。
みなさんにとって、Will Connectivityはどのような場でしたでしょうか?並木)
いろいろな人がいましたが、Will Connectivityではそれぞれの人がどのような特技をもっていて、どのような世界を目指しているかがお互いに理解できているので、一緒にやろう、となったときにとても進めやすいと思いました。
また、参加者もそれぞれみんなに「軸」があって、それぞれ自己を確立されていると思います。柚木)
私以外のお二人は、会社を立ち上げようということを最初からおっしゃっていたので「いいなぁ」と思っていたところ、そんなお二人から一緒にやろうよ、と声をかけていただけて、すごく嬉しかったのを覚えています。
私一人だけの力ではできないことでも、今では、仲間ができたことで、すごいスピードで実現できるようになりました。
仲間がいることは、本当にありがたいことだな、と思います。
そういう意味で、仲間に出会えたことがWill Connectivityを受講しての最大の収穫だったといえるかもしれません。田原)
私は「ママたちのためになにかをしたい」という動機でWill Connectivityに参加しました。
「ママたちのために」というのは今から思うとすごくふわっとした想いだったのですが、Willを受講している中で幼稚園や幼稚園に子どもを通わせているママたちのためのサービスを提供していこう、ということを考えていました。実際に、営業活動などを始めてみると、なかなかうまくいかないこともあって、そんなときに並木さんが取り組んでいる運動指導のお仕事をママ向けにも展開していきたい、と考えていると知り、並木さんのお仕事に一緒に関わらせてもらうことになりました。
一人だとうまくいかないことも、並木さんが一緒に取り組んでくれたおかげで、私がやりたいことにも近づいてきました。お三方それぞれの特色であるキャリアやWillが、Will Connectivityをきっかけに出会って融合し、そして一つのエネルギーを生み出しているんですね。
最後にもう一度、みなさんの「Will」を、そしてこれからの活動の展望を教えてください。並木)
私はWill Connectivityを受講し始めた当初は、運動指導に関して考えていることが自分のWillのメインでした。
講座を受講して、こうやって一緒に取り組む仲間に出会って、触発されたことで、今は「人間そのものを豊かにしたい」という考えに、Willが深まってきました。柚木)
私のWillは「性のタブーをハッピーに変える」です。
性をタブーではなく、肯定的に捉える意識改革をしていきたいです。
性を肯定的にとらえることで、性の健康に向き合うことができ、健全な人間関係や生きづらさの解消、幸せに生きる力を育むことができるからです。
そもそも、性教育は人権教育、こうやって幸せに生きる権利があるんだよ、という教育です。
生殖だけでなく、人権、生きることを大切に思って活動していきたいです。
ここに至るまでに、「せい」には「性」だけではなく、生きるという意味での「生」も含まれるんだということを田原さんや、他の受講生の方々と会話することで気づかされました。
生きる「生」についても考えていきたいのは、今、なかなか生きにくい社会だと思うのですが、本当にやりたいことをみんなが自由にやれる社会にしていきたいということがあります。田原)
私のWillは「いつだって、誰だって、挑戦できる社会」です。
生きていると「〜すべき」という圧力が強いと感じることが多いのですが、そんなことに縛られないで生きていきたいという思いがあります。というのも、Will Connectivityに参加していた他の受講生の方々をみていると、みなさんご年齢や立場、それまでの経験にとらわれずに新しいことに挑戦しようとしていて、そうした姿に刺激を受けました。
(社会像を語るときは)つい、「普通」とか「みんな~」とか、主語が大きくなってしまいがちですが、みんながみんな同じなわけではないということが大事だと思っています。
わたしたち3人だって、普通の会社などでは「規格外」とみられてしまうかもしれませんよね(一同笑い)
これからもお互いに刺激しあって、そしてとらわれずに活動していきたいと思います。一般社団法人セイスマイルアカデミー
2023年栃木県新規事業創出プログラム「Will Connectivity」で出会った3人(並木裕子、田原由香里、柚木理恵)が2023年4月に設立。運動指導、webデザイン、性教育、という3人の経験や得意分野を活かして活動している。公式ウェブサイトはこちら
https://say-smile-academy.studio.site/ -
「“好き”が生かされる社会」へ -教育で居場所をつくる菅さんの物語
菅さん、こんにちは。本日はよろしくお願いします。
まずは、改めて、菅さんが取り組んでいらっしゃることを教えてください。こんにちは。今日はこちらこそよろしくお願いします。
私は、今、栃木県佐野市で「NPO法人ちもり」を運営して、「フリースクールここあっと」や「さのプログラミング教室」の活動に取り組んでいます。
「みんなに居場所がある社会」というのが私のWillです。フリースクールやプログラミング教室の他にも、リコーダー演奏を行ったり、子どもが主役になるイベントやワークショップの運営、子どもを中心としたまちづくりを研究する地域の団体などでも活動しています。
インタビューを実施したフリースクール内にはプログラミングに使用するPCや、「教科書」となる書籍が並んでいた
菅さんは前職は小学校の教員だったと伺いました。どのような経緯で、今の活動にたどり着いたのでしょうか。
はい。小学校の教員を17年やってから退職して、今の仕事にたどり着きました。
教育に携わるようになったきっかけは、大学で教育学部に入学したことでした。
もともと教師になることはまったく考えていなかったのですが、「教育学部なのだから最低限、小学校の教員免許くらいはとるか」という、そんな気持ちで教員免許を取得しました。
とはいえ、やはり教師になるつもりはなくて、大学生活はオーケストラのサークルにのめり込み、夜通し音楽の話をして、授業には行かず。留年までしました。(笑い)本当になりたかったのは、プロのリコーダー奏者。
大学卒業後はフリーターをしながら、リコーダーをプロの方のもとで2年間学びました。レストランのウェイターや、塾講師をしながら食いつないで頑張りましたが、大学を卒業してから2年間活動した結果、プロになることは諦めることになりました。
自分が持っているものや経験、つまり、教員免許とリコーダー、これらを活かせる場は小学校だ、ということで、小学校教員になりました。リコーダーの良さは「とっつきやすさ」と語る菅さん。楽器自体も比較的安価で手に入り、誰でも「吹けば鳴らせる」しかし「奥が深い」のだという。
言われてみれば確かに、小学校ではリコーダーを吹く機会が多いですよね。小学校教員としての思い出を教えてください。
小学校の教員は全部で17年間務めました。
もちろん最初の1,2年間は初めてのことに戸惑うこともありましたが、3,4年目くらいからは、だいたいのことはそつなくこなすことはできるな、と思えてきました。17年の間には、音楽主任や学年主任も務めて、教師として色々な経験を積みました。
指導の仕方というかスタイルとしては、教室にいる子どもを「管理」するタイプ、言う事はきいてもらうよ、という。
しかし、ある年に、その指導スタイルが全くうまくいかなかったんです。
子どもたちを傷つけてしまった、嫌な思いをさせた、という苦い思い出が今でも残っています。
子どもたちとの信頼関係がない状態でした。ちょうどその時に応募していた内地留学への派遣が決まって、宇都宮大学で学ぶ機会を得ました。
半年間通う中で「どんなやり方がいいのだろう」と自問自答した結果、子どもを同じ方向に向かわせるやり方自体を変えなければという結論に至りました。
子どもの力を借りて、子どもたちが成長していく。
私がこどもに指導するのではなくファシリテートしていく、そんなやり方に挑戦したいと思いました。小学校に戻って実践するなかで、子どもがどうしたいのか、、どう感じるかを聞きながらやっていく、そんなやり方に変えていきました。
そのことによって、子どもとの信頼関係を築けるようになっていきました。
バリバリの「管理教育」タイプから、子どもたちが主導するような教育方針に変わったのですね。はい。しかし、そのことによって、今度は、私と、他の教師の間での教育方針の違いが明らかになってきました。
私は、自分なりのクラスの「つくりかた」を実践していましたが、年度が変わると、クラス替えや担任替えがあります。
そうすると、子どもたちは、それまで私が担任するクラスでは自由にやれていたことを、今度は他の先生のところでは自由にやれない、ということがしばしば生じるようになります。当然、他の先生方からすると、「菅先生、全体に合わせてくださいよ」ということになります。
そうなったときに、ああ、それなら私じゃなくてもいいのではないか、と思ってしまったんです。
私が教師でいることの意味、本当にやりたい教育の姿を考えたとき、もう学校の先生は続けられないな、と思いました。今の学校教育の中で力を発揮するのは難しい、という気持ちでした。
「来年やめます」と宣言して、最後の1年は教員をやりながら、プログラミングスクールに通って、エンジニアになる勉強をしました。小学校の先生、というと定年まで勤め上げる人が多そうなイメージですが、退職してからの人生設計みたいなものはあったのでしょうか。
なにかこの仕事をするぞ、というのを決めて退職したわけではありませんでした。ですので、退職してからは、貯金が減っていく日々でした。
そのような中で、「栃木県新規事業創出プログラム」で「Will」に出会ったのです。なんだか、運命的な出会い、というか、波乱万丈な物語ですね。
はい(笑い)
ただ、自分としては、「プログラミング教室を開こうかな」「そうなったとき、他に起業した人とつながっているとなにかいいことがあるかもしれないな」という軽い気持ちで参加しました。
たしか、当時暇そうにしていたのをみた妻に「こんなのがあるらしいよ?参加してみれば?」と言われたのがきっかけだったのではないかと思います。そこから「Will Connectivity」を受講するなかで、最初にご紹介いただいた菅さんのWill「みんなに居場所がある社会」を紡ぎ出されたのですね。
はい。他にもう一つ、テーマとしていることがあって、それは「好き」が生かされる社会の実現、ということです。
小学校で教員として長く働いた経験から、たくさんの子どもが、小中高、そして大学に行く、それが普通だとされるモデルのようなものをみてきました。
しかし、当然のことですが、みんながみんなそれで幸せになれるとは限らないんです。
今の教育、というか世の中全体の風潮として、成功するために「不得意なものを潰して、なくしていく」というやり方が多いのですが、それによってアベレージな(平均的)人間をつくっても、重宝されるとは限らない。
それだったら、好きなことをとことん伸ばしたほうが、その人自身も生きやすいし、社会もその人の能力や特性を尊重できると思っています。
そもそも、人生には限りがあるので、苦手なことをやっている暇はない。できないことは人に任せる、自分は得意なことをやる、それでいいじゃないですか。
人は十分、助け合って生きていけると思います。「みんなに居場所がある社会」「”好き”が生かされる社会」、いずれも長年に渡って教育現場で子どもと向き合ってきた菅さんだからこそたどり着いたWillですね。
はい、しかし、私自身の経験の中では、小学校教員としての体験に加えて、大学時代のオーケストラサークルでの日々も大きな影響を与えていると思います。
というのも、実は私は、生まれてすぐ親の仕事の都合で引っ越しを繰り返していて、小さな頃から、自分にとっての居場所がない子どもでした。
自分がやりたいことをどんどんやれる、これこそが自分の居場所だ、と思える場所に出会ったのは、大学に入学して入ったオーケストラサークルだったのです。一日中、夜も、そして毎日、大好きな音楽のことだけ考えていられる、仲間がいる、そう初めて思えたのは、大学のオーケストラサークルでした。
大学生じゃなくなった今、ないなら自分で居場所をつくればいい、そのような決意から打ち立てた「Will」でもあります。「ちもり」は「赤城神社」の敷地の中にある。教員をやめて地域の清掃ボランティアとして神社に関わったことがきっかけで、今でも縁が続いているという。
菅さんのWillによって、今後、佐野市をどのような地域、街にしていきたいですか?
うまくいかなくてもいい、安心してなんでもできる、そんな場をつくっていきたいと思っています。
子どもが自分の好きなことに熱中して、のびのびと過ごせる、そんな街になれば、佐野市はもっと発展すると思います。菅圭(すが・けい)。1976年生まれ。NPO法人「ちもり」代表理事。プライベートでは1女2男の父。
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栃木 Will Connectivity -2期目(2022年度)のご報告
🌳栃木Will Connectivity とは
Willとは、「人生の目的」としています。Will Connectivityは、オンラインセミナー/講師とのメンタリング/メンバー交流/行動支援等を通して、Willを軸とした事業創造を伴走型で支援するプログラムです。14回のオンラインセミナーを経て、3月には令和4年度のプログラム受講生が成果(創出された事業や事業アイデア)を発表しました。
🌳 プログラム内容
Will Connectivity のプログラムは、多岐にわたる特徴があります。
✓ 全14回の集合型オンラインセミナー(内2回は対面実施)によるWill構築
✓ 計100回以上の1on1メンタリング(※回数制限無し)による実践支援
✓ 先輩起業家から起業のリアルや課題を共有いただく交流会の開催
✓ 事業アイデア等の発表機会(プレゼン)の提供・登壇支援
✓ 受講生同士の交流機会や連携も創出🌳セミナー内容
セミナーは、4フェーズで構成したカリキュラムを実施しました。各フェーズでの内容はこちらです。
フェーズ(1) 己を知る
– 自分の価値観に気付く
– 自分の能力に気付く
フェーズ(2) 社会・未来を知る
– 自分の出来事と社会の出来事の関連性を知る
– 自分の将来を考える
– 社会の未来を考える
<中間振り返り>
– 自分の事業の進捗を振り返る
– 自己評価する
フェーズ(3) 自己を確立させる
– Willを考える①-④
フェーズ(4) 自己を実現させる道のりを考える
– Willをどのように実現させるかを考える
– 他者に宣言しWillをより自分事化させる
🌳成果受講生の成果例です。ご自身のWillと事業・活動内容の概要です。
【馬場恵子さん】「地域の耕作放棄地を減らしたい。新しい農作物として、利益の出るシステムを作り次世代に渡したい」栃木県佐野市は耕作放棄地が多い。その状況を解決するために青パパイヤ栽培を通じて土地を活用しながら、次世代に繋げられる仕組みづくりを目指している馬場さん。Will Connectivity は偶然の参加でしたが、講師や1on1を活用していただきながら、プログラム内に起業を実現。青パパイヤ栽培は、10反の農園で実施中です。これから、さらなる利益化や農園活用を検討されています。馬場さんの熱い想いと着実に行動される様子は、こちらのインタビューをぜひご覧ください:りんく
【須藤 碧 さん】「誰もが笑顔で輝ける未来」
「人を癒すこと、自然な笑顔を引き出すこと」が須藤さんの強味。その強みを活かすことと、地域の課題(リラクゼーションサロンがない・行きたくても手段がない)ことを掛け合わせて考えた須藤さんは、「移動式サロンカー」事業にたどり着きました。Will Connectivity 期間中に、チラシ3000枚を配ったり、ポスティングしたり、Instagramを毎日更新したり、と着実に行動を積み重ねながら、2022年12月に開業。店舗と出張を組み合わせたリラクゼーションサロンを展開され、一日平均3名という目標をクリアしたのちは、活動の場所をさらに広げています。Will Connectivity では、「交わることのない異業種の皆さんと助け合い、自分なりに意見を言えるようになって、成長することができました」との声を寄せてくださっています。移動式リラクゼーションサロン CAAPA はこちらから:
【高橋由美子さん】「ちいさな力でつながろう:介護用の衣類を広めたい My 介護服プロジェクト うさこの服」
「作り出すこと」が大好きな高橋さん。ご自身の在宅介護経験で感じた「こうしたい」という思いを形にすべく、Will Connectivityに参加してくださいました。高橋さんの事業は、介護される人が「いつまでもおしゃれでいたい」と思う気持ちと、介護する人が「着替えをもっとらくにしたい」という思いを一致させる新しい介護服の開発。お気に入りの服を着替えやすいようにリフォームすることで、介護に関わる誰もがつながっていけるような事業です。介護服以外にも、アイディアは即形に。特許出願のための準備も着々と進んでいます。これからますます大注目の優しい事業です。
🌳Will Connectivity その後・・・
栃木県事業としては終了しましたが(2023年3月)、Will Connectivity 参加者のコミュニティはますます活発になっています。メンバー3名で共同事業(一般社団法人)を立ち上げたり、学生と共に教育事業を行ったり、広報専門事業のメンバーが他のメンバーの広報活動に協力したり・・・また、イベント出店やモニター募集などで協力し合う姿もあります。今後もさらに増えると期待されるメンバーの活動は、本ホームページでもニュース等でお知らせしていきます。ぜひ、ご覧ください。
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耕作放棄地から地域に経済を生み出す –青パパイヤ栽培に挑む馬場さんの物語
定年後に故郷に戻り農業を始めました。今では中学の同級生も仲間に加わってくれて、一緒に青パパイヤを育てています。
馬場さん、こんにちは。お久しぶりです。まずは、改めて、馬場さんが取り組んでいらっしゃることを教えてください。
こんにちは。私は、栃木県佐野市で、耕作放棄地(※)を利用して、青パパイヤを栽培するという事業に取り組むために、株式会社コンフォートファームという農業法人を設立して、農業をやっています。※編集部注)耕作放棄地とは
(それまで耕作を行っていた土地で)「過去1年以上作物を作付け(栽培)せず、この数年の間に再び作付け(栽培)する考えのない土地」(国連の食糧農業機関の提唱によって行われる農業センサスにおける定義)。
この30年間、全国的に増加しており、全国では39.6万ヘクタール(埼玉県とほぼ同じ面積)に達している。
調査によると、高齢化・労働力不足を理由とする耕作放棄が最も多く、次いで、農産物の価格低迷などが原因とされている。
一度耕作をやめて数年が経つと、農地の原形を失うほどに荒れてしまうと言われており、耕作放棄地が及ぼす周辺地域の営農環境への悪影響としては、病害虫・鳥獣被害の発生、雑草の繁茂、用排水施設の管理への支障等が考えられている。青パパイヤは、4月に植え付けました。試験栽培も含めて、今年で3回目の栽培です。
4月に植えて、9月に収穫するのですが、今年は100本の苗を植えました。
1本の木からだいたい35個から40個の青パパイヤの実が収穫できる見込みですので、今年は4000個くらいの収穫を目指しています。馬場さん。株式会社コンフォートファーム 代表取締役。2019年に生まれ故郷である栃木県佐野市に居を構えて、耕作放棄地を利用しての青パパイヤの栽培を行っている。
青パパイヤというのはあまり馴染みがない食材に感じる人も多そうですが、どんな食べ方をするのですか?
たしかにまだまだ日本ではお馴染みの食材とは言えません。
でも、東南アジアの国、特にタイでは毎日食べたいという人もいるくらい親しまれていて人気のある野菜なんですよ。
1つの実はだいたい500gくらいで、千切りにしたものをサラダにして食べるのが一般的ですが、その他にもたくさんのレシピがあります。
生でも美味しいんですけど、炒めても、煮ても、美味しい。
なにより、パパイヤの酵素が健康にも美容にも良い、これからオススメの健康野菜です。試供品としてつくっている「乾燥パパイヤ」。実の半分くらいが1パック分(約20g)になっている。水で90分ほど戻すと、約12倍の重量になり、生の青パパイヤのシャキシャキコリコリとした食感が蘇る。
青パパイヤのサラダ、タイでは「ソムタム」という名前で有名ですよね。私も大好きです。ところで、なぜ、青パパイヤを、そして、なぜ栃木県佐野市で栽培しようと思ったのですか?
私は、ここ佐野市で生まれ育ちました。
東京で化学系の企業のコンサルタントとして働いてきましたが、老後の第2の人生を故郷(ふるさと)である佐野市で、と思って、こちらに住居を買って、「2拠点」生活を始めました。
その際に、家だけでなく、畑も一緒に購入してほしいと言われたんです。そこで、私は、2年ほど研究を重ねて、青パパイヤであれば、耕作放棄地になってしまっている土地を活用して、他の作物よりも比較的少ない労力で獣害にもあわずに耕作できるのではないか、という結論に至りました。
ずっと農業をやってきた人は、田畑の雑草を抜きたがるのですが、青パパイヤは雑草を抜かなくてもよい。虫もつかないので、農薬もいらない。
肥料を2週間に一度与えて、あとは温度管理に気をつけてあげれば、半年ほどで実がなるまでに育ちます。苗を植えてから約2ヶ月の青パパイヤ。順調に育つとここから約半年で実がなるまでに成長するという。
農業は、楽しいですね。今までの仕事とはまったく違う。
毎朝、起きると農地まで歩いて、苗の様子をみます。毎日みていると、色々なものが見えてくる気がします。
今では、ご近所さんから、「うちの耕作放棄地でもつくってくれないか」と頼まれたりもして、栽培する量が増えてきました。
今年は、中学校のときの同級生も仲間に加わってくれて、一緒に青パパイヤをつくっていますので、合計200本の苗を植えました。私のWillは「故郷の耕作放棄地を減らしたい。そして、青パパイヤから経済を生み出し、次世代の人に渡したい」
お仕事を定年退職されてから、それまでやったことのなかった農業に踏み出す、というのはすごいエネルギーだと思います。馬場さんのエネルギーは、どのような「Will」からきているのですか。
東京で仕事をしていたときは、ビジネスの基本は色々ありました。
でも、「Will Connectivity」のような切り口での教育方法はありませんでした。
私は今、耕作放棄地を減らしたい。そして、故郷である佐野市に、経済を生み出したい、という「Will」をもって青パパイヤの栽培に取り組んでいます。
実は、農地を取得するにはとても大変な手続きを経る必要がありました。
一定期間の就農の実績、農業法人の設立、必要な設備投資を経て、ようやく農業委員会から、農地の取得が認められます。
私は、農業法人の設立登記手続や、畑の売買の手続も全部自分で行いました。大変でしたが、すべて「Will」が明確だったから諦めずにここまでやってこれたと思います。青パパイヤ栽培のために購入した自慢のトラクター。自宅の納屋から農地に通れるように、と自宅前の私道の拡幅工事も行われていた。
馬場さんのWillは、「Will Connectivity」を受講される中でどうやって生み出されていったのですか?
最初は栃木県が実施している「創業サポートアカデミー」を受講しました。
そこで出会った同年代の仲間に、「Will Connectivity」っていう新規事業創出プログラムもあるみたいだよ、と声をかけられたのが受講のきっかけでした。
人脈づくりにでもなれば、と軽い気持ちで受講したのですが、最初は正直「失敗したかな」と思いましたが(笑い)、内容が役所が開催するセミナーのような教科書的なものでは全然なく、他の受講生の姿から、それぞれの方が目指している社会像や、社会貢献の姿がみえてくるのが刺激的でした。
正直、毎回の宿題も大変で、ついていくのは大変でした。
それでも、講師のとだっちは優しくて、いつも「1on1」で会うと、じっくり話をきいてくれました。栃木県スタートアップ企業支援事業「新事業創造プログラム」(Will Coonectivity)の修了証。講師である「とだっち」から記念に贈られたステッカーも一緒に飾られていた。
私は、この土地で生まれ育ったので、若いときから農地をみてきました。
国の農業政策の結果でもありますが、農家は減反をして補助金をもらって、多くの田畑が耕作放棄地になっていくのをみてきました。
減反した分、他の作物を育てるような動きが生まれればよかったのですが、そうはならず、結果として、今、ここまで耕作放棄地が増えてしまいました。
耕作放棄地を我々の世代で、経済的に利益を生み出せるレベルの青パパイヤ農園にする。
そして、次世代の若者にこの農業のやり方を受け渡していく。
大きな理想をいえば、そのやり方に可能性を感じた若者が、この土地に集まってくれるようになれば最高だと思っています。5月下旬の昼下がり。馬場さんはご自宅のまわりにあるご自分の農地を歩いて案内してくれた。
そのために、まずは青パパイヤ栽培を定着化させる。
その次の目標は新しい作物にも挑戦し、収穫体験や、木のオーナーにもなってもらえるような観光農園の手法を取り入れていく。
そうやって、この地に新しく、あるいは戻ってきてくれる人が増えていく、そんな未来を描いています。 -
【受講生活躍レポート】「やりたいこと何でもワークショップ」@栃木県佐野市
\実施報告✨/
「やりたいこと何でもワークショップ」受講生の活躍のご報告です!
栃木県Will Connectivity 受講生(さのプログラミング教室)と、上智大学生がタッグを組んで実施している「やりたいこと何でもワークショップ」。先日5月に第2弾が開催されました。
参加者が自分の好きなこと・やりたいことを持ち寄り、集中して存分にそのやりたいことを行う時間。終了時には、ちょっとしたしかけが。
参加者の方の感想には、「参加者の個性を全て肯定する素敵な時間」との言葉が。どんな時間が気になりませんか??ぜひこちらのレポートをご覧ください!なんとすでに第3弾の開催も決定です!
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12月9日 講座第14回実施
Willと今後のアクションを発表しました!
プログラム最終回は、Willと今後の活動について発表・共有する機会でした!ご自身のWillと、その実現までの近未来の状態やプランを共有しました。
一人ひとりが作り出したWillはいずれもご自身の経験や思いが凝縮されているものです。それをさらに受講生同士で応援したり、アドバイスしたりする時間は、この3ヶ月をかけて醸成’された受講生同士の関係の良さを感じられるものでした。受講生からも「仲間がいると思えることで、自分のWillも達成するよう頑張ろうと思えた」という声がありました。
1月からは、行動フェーズです!いよいよ皆さんの動きが加速していきます!
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12月2日 講座第13回実施
受講生主体による活動についてアイディアが出てきました!
Will実現までの成長ストーリーを描くフェーズ第3弾!今回は自身の成長ストーリーをさらに深めることに加え、講師陣の経験を知りたいという声に応える時間となりました。「失敗した経験」「WEの成り立ちやメンバーについて」「収益化に向けてやったこと」など、受講生から募ったトピックに対して話しました。事業化に向けた具体的な質問が挙がるなど、受講生の皆さんの積極的な事業検討が加速しています。
さらに、後半はWEの今後をどうするか?について皆さんの意見をいただきました。受講生の皆さんは、プログラム外でも活動を一緒に行うようになったり、WEの今後の活動を一緒に広げていく取り組みをしたいと考えてくださる方が出たり、プログラムを機にさまざまなコミュニケーションが増えています!
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11月25日 講座第12回実施
受講生同士の事業に関わる交流が増えています!
Will実現までのストーリーを描くフェーズ第2弾!さらに成長ストーリーを考え、受講生同士の皆さんで話し、議論を深めていきました。
プログラム外では、受講生の方が実施する事業(サバイバルゲーム)に他の受講生が参加したり、商品(メダカ)を購入したり、アトリエを訪問したり、サロンのモニターになったりと、事業に関わる交流も生まれてきました。「お互いを知る時間があるからこそ、信頼した仲間になってきている!」との声があがっています!
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11月18日 講座第11回実施
「成功とは何か?」を考え、目標実現までのストーリーを描いています!
Will実現までのストーリーを描くフェーズ第1弾!今回から掲げたWillを実現するために、自分はどのような成長をしていくのか、という具体的な姿を描くフェーズとなりました。目標を掲げることはできても、それを実現するまでに今何をやればいいのか、そのステップに悩む受講生さんも多いです。そのため、この回では自分のWill実現までを全体的に俯瞰してみることで、自分の成長や直面する課題について想像し言語化しました。
受講生の皆さんは苦しみながらも「このような機会やツールを活用して自分の事業についてより深く考えられることは良い機会!」として取り組んでいます!
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11月11日 講座第10回実施
受講生の交流が活発になっています!
Willを磨くフェーズ第3弾!これまで「考えていることを言語化する」ことでWillを磨いてきていますが、今回から少し違う内容に。自分がイメージする世界をさらに具体的に描いていきます。イラストや写真などを使いながら、可視化していく作業です。
Willを考えるステップに様々な手法があることもこのプログラムの魅力ではないかと思います。皆さんそれぞれにアプローチの仕方が異なると考えているためです!
また、facebookグループはさらに活発に!受講生同士がリアルに顔を合わせる機会も増えてきました。まさにWillコミュニティが醸成されてきています。
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11月4日 講座第9回実施
「事業の本質は何か??」について考え続けています!
Willを磨くフェーズ第2弾!Willを考え、悩み、もやもやする皆さん・・・でもそれこそが今のフェーズの醍醐味です。そして、講座が開かれる意味でもあります!
「今の事業は何を目指しているんだろう・・」「そもそも自分のやりたいことはなんだっけ・・」「これからやろうとしていることの思いは、伝わるだろうか・・」等々、こうしたことを一人で考え続けるだけではなく、仲間と共有し、対話することで、さらに多くの切り口から考え直すことができます。それによって、ご自身の事業の本質を見出していきます!
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10月28日 講座第8回実施
受講生同士が対面する機会が増えてきました!
Willを磨くフェーズに入りました!人生の目的はすぐに決まらないもの!ここから、またワークを通して自分のWillを見直したり、ブラッシュアップしていきます。皆さんがいかに自分たちのやりたいことを形にしていくか、そのための軸をしっかりと据えていきます。この頃の皆さんは、個別交流が活発になってきました!同じ県内にいるからこそ、お互いの活動現場に訪れたり、連絡したりしています!
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10月21日 講座第7回実施
いよいよWill作成!
いよいよプログラムも大きな山場に入っています。Willを作成するフェーズです。各自改めて自分のやりたいことを考え、言語化していきます。なお、当プログラムの特徴ですが、多くの受講生はここでたくさん悩み、たくさんもやもやします。一方、「ここで自身の変化を感じた!」という方も増えてきました!Willを言語化する中で自分の考えを客観的に考える機会が増えることにより、さらに深いレベルでの思考が可能となるからです。
言語化を繰り返すなかで、「この場で聞いてもらって安心感がある」「みんなが考えていてとても刺激になる」との声が聞かれます。また、メンバーの中には、オープンセッションフライデーという事業アイディアの発表の場に参加した方もおり、受講生も現場に応援にかけつけました。プログラムの枠を越え刺激し合いながら進んでいます!
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10月14日 講座第6回実施
受講生同士で活動をサポートする動きが出てきました!
未来について考えるフェーズを進めています。「この先どうなるかわからないなかで、私たちはどのように生きていくか・・・??」様々な展望が聞かれました。プログラムには、起業を目指す県内の高校生も参加しています。その高校生たちから報告がありました。鹿沼商工高等学校がつくっている「いちご饅頭」が販売されています!メンバーにも紹介され、受講生の皆さんが口を揃えて「買いに行く!」と喜んでいました。お互いの活動がサポートしあえる関係ができています!