栃木 Will Connectivity -2期目(2022年度)のご報告

栃木Will Connectivity 2期(2022年度)メンバー

🌳栃木Will Connectivity とは

Willとは、「人生の目的」としています。Will Connectivityは、オンラインセミナー/講師とのメンタリング/メンバー交流/行動支援等を通して、Willを軸とした事業創造を伴走型で支援するプログラムです。14回のオンラインセミナーを経て、3月には令和4年度のプログラム受講生が成果(創出された事業や事業アイデア)を発表しました。

🌳 プログラム内容

Will Connectivity のプログラムは、多岐にわたる特徴があります。

✓ 全14回の集合型オンラインセミナー(内2回は対面実施)によるWill構築
✓ 計100回以上の1on1メンタリング(※回数制限無し)による実践支援
✓ 先輩起業家から起業のリアルや課題を共有いただく交流会の開催
✓ 事業アイデア等の発表機会(プレゼン)の提供・登壇支援
✓ 受講生同士の交流機会や連携も創出

🌳セミナー内容

セミナーは、4フェーズで構成したカリキュラムを実施しました。各フェーズでの内容はこちらです。

フェーズ(1) 己を知る
– 自分の価値観に気付く
– 自分の能力に気付く

フェーズ(2) 社会・未来を知る
– 自分の出来事と社会の出来事の関連性を知る
– 自分の将来を考える
– 社会の未来を考える

<中間振り返り>
– 自分の事業の進捗を振り返る
– 自己評価する

フェーズ(3) 自己を確立させる
– Willを考える①-④

フェーズ(4) 自己を実現させる道のりを考える
– Willをどのように実現させるかを考える
– 他者に宣言しWillをより自分事化させる



🌳成果

受講生の成果例です。ご自身のWillと事業・活動内容の概要です。

【馬場恵子さん】「地域の耕作放棄地を減らしたい。新しい農作物として、利益の出るシステムを作り次世代に渡したい」

栃木県佐野市は耕作放棄地が多い。その状況を解決するために青パパイヤ栽培を通じて土地を活用しながら、次世代に繋げられる仕組みづくりを目指している馬場さん。Will Connectivity は偶然の参加でしたが、講師や1on1を活用していただきながら、プログラム内に起業を実現。青パパイヤ栽培は、10反の農園で実施中です。これから、さらなる利益化や農園活用を検討されています。馬場さんの熱い想いと着実に行動される様子は、こちらのインタビューをぜひご覧ください:りんく

【須藤 碧 さん】「誰もが笑顔で輝ける未来」


「人を癒すこと、自然な笑顔を引き出すこと」が須藤さんの強味。その強みを活かすことと、地域の課題(リラクゼーションサロンがない・行きたくても手段がない)ことを掛け合わせて考えた須藤さんは、「移動式サロンカー」事業にたどり着きました。Will Connectivity 期間中に、チラシ3000枚を配ったり、ポスティングしたり、Instagramを毎日更新したり、と着実に行動を積み重ねながら、2022年12月に開業。店舗と出張を組み合わせたリラクゼーションサロンを展開され、一日平均3名という目標をクリアしたのちは、活動の場所をさらに広げています。Will Connectivity では、「交わることのない異業種の皆さんと助け合い、自分なりに意見を言えるようになって、成長することができました」との声を寄せてくださっています。移動式リラクゼーションサロン CAAPA はこちらから:

【高橋由美子さん】「ちいさな力でつながろう:介護用の衣類を広めたい My 介護服プロジェクト うさこの服」

 

「作り出すこと」が大好きな高橋さん。ご自身の在宅介護経験で感じた「こうしたい」という思いを形にすべく、Will Connectivityに参加してくださいました。高橋さんの事業は、介護される人が「いつまでもおしゃれでいたい」と思う気持ちと、介護する人が「着替えをもっとらくにしたい」という思いを一致させる新しい介護服の開発。お気に入りの服を着替えやすいようにリフォームすることで、介護に関わる誰もがつながっていけるような事業です。介護服以外にも、アイディアは即形に。特許出願のための準備も着々と進んでいます。これからますます大注目の優しい事業です。

🌳Will Connectivity その後・・・

栃木県事業としては終了しましたが(2023年3月)、Will Connectivity 参加者のコミュニティはますます活発になっています。メンバー3名で共同事業(一般社団法人)を立ち上げたり、学生と共に教育事業を行ったり、広報専門事業のメンバーが他のメンバーの広報活動に協力したり・・・また、イベント出店やモニター募集などで協力し合う姿もあります。今後もさらに増えると期待されるメンバーの活動は、本ホームページでもニュース等でお知らせしていきます。ぜひ、ご覧ください。

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